「今日の党首あいさつでも言ったが、社民党はこのままでいいとはもちろん思わない。社民党を再生していく、党大会でいろんな意見が出たけども、新生社民党の第一歩を踏み出す、そんな党大会になればというか、なったのではないかと思う。これで一つの区切りで、社民党は存続する。本当に残念ながら、党首としては残念ながらだが、離党する人もいる。しかしこれから社会民主主義勢力を拡大するために頑張っていくということの確認だから、一応議論には終止符を打ち、立憲民主党にも報告しながら、そして社民党として頑張っていきたいと思っている」
「社民党再生プランだが、やはり今、気候危機があるから、みどりの社民党を目指したい。地球環境を守り、環境と経済が両立できる地域循環型社会をつくりたい。それから働く人、とりわけ非正規雇用のための社民党をつくりたい。格差、貧困社会の解消のために全力を挙げると。今日会場からもこの点については何人かからも意見が出た。3点目はジェンダー平等を実現する。ジェンダー平等を実現し、一切の差別のない多様性のある社会を目指すことを考えている。まだまだ日本の社会にあまりないジェンダー平等の政党をつくるために頑張りたい。女性や若者が主役になれる社民党をつくりたいと思う」
「それと市民に広く開かれた政党に、これからしていく。今回の、私にとってはある意味しんどいというか、つらいというか、やりがいのある党員の皆さんたちとの議論の中で、やっぱり社民党に欠けているもの、これからもっとやらなくちゃいけないことが見えてきたと思っている。政党要件がある政党として存続する。それを非常にいいこととして、市民に広く開かれた政党にしたい。多くの皆さんたちとネットワークを強化していくということをやっていきたいと思う。社民党の中に社民党再生委員会などをつくり、若者や女性、もっとどうやって広げていくのか、そのことに、かなり力点を置いてやっていきたい」
「この1年間の議論の中で、協力党員になってくださる方や、今日も傍聴に来ていたが、『こんなときだからこそ社民党に入党する』と言ってくださった人たちが全国各地にいる。社民党、これから新たに新生社民党として頑張るという中で、新たな人たちが、また、いろんな人たちが加わってくれるような、魅力的な社民党をつくっていきたいと思っている」