「絵師100人展」の藤ちょこさん、イベントに新作 舞とコラボも - 産経ニュース

メインコンテンツ

「絵師100人展」の藤ちょこさん、イベントに新作 舞とコラボも

藤ちょこ「花閃」
藤ちょこ「花閃」

 ポップカルチャーの最前線で活躍する「現代の絵師」の作品を紹介し続け、今年10周年を迎えた「絵師100人展」(産経新聞社主催)。同展に参加するイラストレーターの藤ちょこさんが、ペンタブレットの世界的企業「ワコム」主催のイベントに合わせ、新作イラストを描き下ろした。イベントでは描写風景を映した動画などを配信。藤ちょこさんは「細かな描き込みも動画で見ると分かりやすい。ぜひ注目してみていただければ」と語る。

 イベント名は「コネクテッド・インク」で、今年が5回目の開催。ITやアート、文房具など約30の企業・団体が参加し、「創造的カオス」を共に作るのが狙い。18日に東京都新宿区の新宿住友ビル三角広場で開催され、オンラインでも動画配信される。

 最近は多くの絵師が描画の際にペンタブレットを使用していることを受け、「絵師100人展」も今年初めて参加。藤ちょこさんの描き下ろしイラスト「花(か)閃(せん)」と、舞を披露するアーティスト集団「IMPALA」による異色のコラボレーションも披露される。

 「花閃」は目を引く作品だ。中央に描かれたのは剣を手にした女性キャラクター。大胆な直線と曲線の配置に加え、背景の花や髪の色など鮮やかな色彩も印象的だ。描画に当たり、イベントの舞台となる三角広場のイメージと、もともと好きな「暗闇の中に鮮やかな花がある」構成を組み合わせたという。

 服装は和服をベースに、ストリートファッションなどの要素を組み合わせた。「腰のあたりにはQRコードをイメージした模(も)様(よう)を描きました。伝統と現代をリンクさせたいと思いまして」と狙いを語る。

 事前に舞のパフォーマンスを見たといい、印象的な曲線は「舞によってできた軌跡と、ペンタブレットで線を描くときの軌跡をイメージした」と振り返る。藤ちょこさんは「舞とイラストがどう融合するのか。私自身も楽しみにしています」と期待を寄せる。

 今では多くの漫画家やイラストレーターが使用するペンタブレット。世界的シェアも高く、「コネクテッド・インク」は海外のプロなどからも注目されている。今回は「絵を描くことが好き!を支え続けるには?」「感染拡大が浮き彫りにした、マンガ・アニメ業界を取り巻く環境の変動」などをテーマに、各団体による約60回のセッションを予定している。(本間英士)

 「コネクテッド・インク」の参加には事前登録が必要。