栃木県知事・宇都宮市長W選、15日に投票 現新2氏の争い

 宇都宮市長選では、いずれも無所属で新人の弁護士、須藤博氏(77)=立民、共産、社民推薦=と、5選を目指す現職の佐藤栄一氏(59)=自民推薦=の2人が、新型コロナウイルス対策や次世代型路面電車(LRT)の計画などに関して持論を展開している。

 野党統一候補の須藤氏は、LRTに反対する市民団体とも連携し、計画の一時凍結を主張。前回の同市長選でLRT反対候補が佐藤氏とあわやまで競った経緯から、票の掘り起こしに腐心する。現職の多選批判に加え、自身の年齢から「宇都宮の(米大統領選で当選確実の)バイデン」とアピール。街頭演説やミニ集会を精力的にこなしている。

 公明党県本部も推薦する佐藤氏は、4期16年の実績を強調。人口減・超高齢化社会対策として、LRTを軸とした公共交通網整備や先端技術を活用した街づくりの必要性を訴える。同じく5選を目指し知事選を戦う福田富一氏とも連携。各種団体の推薦も受け組織票を固める。街頭演説を軸にインターネットでの討論会の生配信などで支持拡大を目指している。

 開票は午後9時20分から同市元今泉の同市体育館で即日開票される。7日現在の選挙人名簿登録者数は43万377人。

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