祖父強殺、無期懲役確定へ 25歳男の上告棄却

最高裁判所=東京都千代田区(伴龍二撮影)
最高裁判所=東京都千代田区(伴龍二撮影)

 最高裁第2小法廷(菅野博之裁判長)は、金沢市で平成30年に祖父を絞殺し、家電製品と現金を奪ったとして、強盗殺人罪に問われた無職、北嶋祥太被告(25)の上告を棄却する決定をした。9日付。求刑通り無期懲役とした1、2審判決が確定する。

 弁護側は、被告はギャンブル依存症で心神耗弱状態だったと主張し、刑事責任能力の程度を争った。裁判員裁判だった昨年12月の1審金沢地裁判決は「動機の一部に影響を与えたが、指紋を残さないようゴム手袋を準備するなど合理的な行動を取っている」として完全責任能力を認めた。2審名古屋高裁金沢支部も支持した。

 1、2審判決によると、30年11月8日、金沢市の自宅で同居していた祖父、誠吉さん=当時(71)=の首を絞めて殺害し、テレビなど家電製品3点(5万5000円相当)と現金約1万2000円を奪った。