中間貯蔵施設が審査合格 青森で使用済み核燃料保管、原発敷地外で唯一  - 産経ニュース

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中間貯蔵施設が審査合格 青森で使用済み核燃料保管、原発敷地外で唯一 

 使用済み核燃料中間貯蔵施設=5月、青森県むつ市
 使用済み核燃料中間貯蔵施設=5月、青森県むつ市

 原子力規制委員会は11日の定例会合で、東京電力と日本原子力発電が出資する「リサイクル燃料貯蔵」(RFS)の使用済み核燃料中間貯蔵施設(青森県むつ市)が、新規制基準に適合しているとする「審査書」を決定した。施設は正式に審査に合格した。

 使用済み燃料を化学処理(再処理)して取り出したプルトニウムを燃料として繰り返し使う国策「核燃料サイクル」の関連施設で、全国の原発で使用済み燃料プールの容量が逼迫(ひっぱく)する中、原発敷地外の保管場所としては国内唯一。規制委が9月に審査書案をまとめ、一般からの意見公募などを行っていた。

 施設では東電と原電の原発で出た使用済み燃料を、空冷式の金属容器に入れて保管する「乾式貯蔵」を行い、再処理するまで最長50年間保管する計画。保管後は、日本原燃の使用済み燃料再処理工場(青森県六ケ所村)とは別に新設する再処理工場への搬出を想定していたが、新設計画は具体化していない。