母親に懲役14年求刑 札幌の女児衰弱死事件

 札幌市中央区で昨年6月、池田詩梨ちゃん=当時(2)=が衰弱死した事件で、保護責任者遺棄致死の罪に問われた母親の池田莉菜被告(22)の裁判員裁判論告求刑公判が11日、札幌地裁(石田寿一裁判長)であり、検察側は懲役14年を求刑した。

 公判で池田被告は詩梨ちゃんに食べ物を与えていたと主張。死因も衰弱死ではなく窒息死だったなどとして無罪を主張している。

 起訴状によると、池田被告は昨年5月15日から6月5日ごろまでの間、交際相手の藤原一弥被告(26)=同罪などで1審実刑、控訴中=と共謀し、藤原被告にけがを負わされた詩梨ちゃんに必要な治療を受けさせず、食べ物も与えずに衰弱死させたとしている。