【立皇嗣の礼】守り刀「壺切御剣」親授も 陛下から秋篠宮さまへ - 産経ニュース

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立皇嗣の礼

守り刀「壺切御剣」親授も 陛下から秋篠宮さまへ

【立皇嗣の礼】守り刀「壺切御剣」親授も 陛下から秋篠宮さまへ
【立皇嗣の礼】守り刀「壺切御剣」親授も 陛下から秋篠宮さまへ
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 「立皇嗣(りっこうし)の礼」の中心儀式「立皇嗣宣明(せんめい)の儀」が8日午前、無事執り行われ、皇居・宮殿「鳳凰の間」では関連行事として、天皇陛下が皇太子の「守り刀」として伝わる「壺切御剣(つぼきりのぎょけん)」を秋篠宮さまに授けられた。

 御剣は次の皇位継承者の印として、時の天皇から下賜(かし)される。寛平(かんぴょう)5(893)年に宇多天皇が後の醍醐天皇に授けたのが記録に残る最初の事例とされる。宮内庁書陵部が編纂した「皇室制度史料」によると、剣は史上初めて関白となった藤原基経(もとつね)が献じたという。

 平安中期まで時期は定まっていなかったものの、平安後期から立太子の礼に合わせて授けられることが慣例化した。

 明治42年に制定された立儲令(りっちょれい)では、皇居・賢所で御剣を授ける儀式が立太子の礼の中心儀式の一部に位置付けられたが、新憲法下では、立太子の礼に伴う祭祀(さいし)などとともに関連行事とされた。

 御剣は通常、宮内庁が管理し、今後は秋篠宮さまが賢所での祭祀で拝礼される際に側近が持参するという。