日米演習「キーン・ソード」終了 離島着上陸や宇宙監視、初の訓練

訓練で対空ミサイル(奥)を運用する陸自隊員=4日午後、大分県の日出生台演習場
訓練で対空ミサイル(奥)を運用する陸自隊員=4日午後、大分県の日出生台演習場

 自衛隊と米軍が10月26日から全国各地で行ってきた今年度最大規模の日米共同実動演習「キーン・ソード」が5日、終了した。防衛省の制服組トップ、山崎幸二統合幕僚長は5日の記者会見で「揺るぎない強固な日米同盟の姿を内外に示すことができた」と強調した。

 今回の実動演習では、離島防衛を想定した着上陸訓練を鹿児島県の臥蛇島(がじゃじま)で初めて実施したほか、宇宙状況監視訓練も初めて行った。山崎氏は会見で、宇宙・サイバー・電磁波といった新領域での能力向上の必要性を指摘し「日米同盟の抑止力、対処力の強化を図っていく」と述べた。

 初日の10月26日には山崎氏と在日米軍のシュナイダー司令官が輸送機オスプレイに搭乗し、四国沖で海上自衛隊の護衛艦「かが」に着艦。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大以降、初の日米の大規模演習となった。