菅首相「国民に分かってもらえる」 学術会議の任命見送り

参院予算委員会で答弁する菅義偉首相=5日午前、国会・参院第1委員会室(春名中撮影)
参院予算委員会で答弁する菅義偉首相=5日午前、国会・参院第1委員会室(春名中撮影)

 参院予算委員会は5日午前、菅義偉(すが・よしひで)首相と全閣僚が出席する総括質疑を行った。立憲民主党の蓮舫代表代行が、日本学術会議会員の任命見送りの判断が国民の理解を得られるかとただし、首相は「極めて大事なことの一つだ。分かってもらえると思った」と述べた。

 首相は4日の衆院予算委で、会員候補6人の任命見送りの方針について、決裁前に杉田和博官房副長官から報告を受けていたことを説明した。蓮舫氏は「事務方が6人を外すというのはどの法的根拠なのか」などと迫った。これに対し、首相は「事務の副長官は各省庁の人事や総合調整を担当している」と反論した。

 立民の白真勲氏は、来年1月に発効が決まった核兵器禁止条約や北朝鮮による日本人拉致問題への対応などを尋ねる。

 午後は自民党の二之湯智氏らが質問に立つ。