将棋の最年少棋士・伊藤四段、デビュー戦飾れず 「藤井棋聖を泣かせた男」 - 産経ニュース

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将棋の最年少棋士・伊藤四段、デビュー戦飾れず 「藤井棋聖を泣かせた男」

 将棋の最年少棋士、伊藤匠(たくみ)四段(18)が31日、東京都渋谷区で指された第6期叡王(えいおう)戦段位別予選四段戦で、杉本和陽(かずお)四段(29)に101手で敗れ、デビュー戦を白星で飾ることはできなかった。

 10月1日付でプロ棋士となった伊藤四段は東京都出身で、藤井聡太棋聖(18)=王位=と同じ平成14年生まれ。藤井棋聖より3カ月若く、現役最年少棋士となる。

 2人は小学生時代のライバルで、伊藤四段は「小学生時代に藤井棋聖を泣かせた男」といわれている。2人は小学3年生のとき、小学生の全国大会準決勝で激突。結果は伊藤四段が勝ち、敗れた藤井棋聖は号泣した。四段昇段の記者会見で、伊藤四段は「(当時のことは)ほとんど覚えていません」と話していた。

 対局は杉本四段の先手で開始。振り飛車党の杉本四段が向かい飛車から穴熊に組んだ。居飛車党の伊藤四段も互角に戦うが、杉本四段の軽快なさばきの前に徐々に劣勢となり、最後は粘りも及ばず、投了した。伊藤四段にとって、苦いプロデビューとなった。

 叡王戦は第5期まで動画配信サービスのドワンゴが主催していたが、今期から洋菓子の不二家の主催となった。本局が今期の開幕局だった。