第73回秋季関東地区高校野球大会は31日、千葉市の千葉県野球場で準決勝2試合を行った。群馬1位代表の高崎健康福祉大高崎(健大高崎)は専修大松戸(千葉3位)と対戦。健大高崎は本塁打5本を含む14安打を放ち、圧倒的な強さで決勝に駒を進め、大会2連覇に王手をかけた。
本塁打は三回の桜井、四回の森川、五回の小沢、六回の堀江、七回の綱川。長打だけでなく、チャンスを確実にものにするソツのなさもみせ、終わってみれば毎回得点の七回コールド勝ちだった。これで今大会、健大高崎はこれまでの3試合全てで二桁安打を記録した。
決勝戦は1日、同球場で行われ、茨城2位の常総学院と対戦する。
関東地区大会の結果は、来春の選抜高校野球大会の出場校選考の参考資料となるが、健大高崎は出場を大きく引き寄せたことになる。
▽準決勝
専修大松戸 0000020-2
健大高崎 1111311-9
(七回コールド)
(専)深沢、岡本、深沢-加藤
(健)野中、中野、高松-綱川
▽本塁打=桜井、森川、小沢、堀江、綱川(健)▽三塁打=綱川(健)▽二塁打=高村(健)
東海大甲府 000000-0
常総学院 100414x-10
(六回コールド)
(東)加藤、山口、赤井-三浦
(常)大川-田辺
▽三塁打=伊藤(常)▽二塁打=塙(常)