「二重行政なくす」「大阪市守る」住民投票舌戦追い込み

街頭で演説する大阪維新の会代表代行の吉村洋文大阪府知事(左)と自民大阪市議団の北野妙子幹事長=いずれも31日、大阪市内
街頭で演説する大阪維新の会代表代行の吉村洋文大阪府知事(左)と自民大阪市議団の北野妙子幹事長=いずれも31日、大阪市内

 「大都市を作る」「大阪市を守ろう」。11月1日に投開票される大阪都構想の住民投票を翌日に控えた31日、推進、反対両派は有権者の支持を求めて、大阪市内の繁華街や公園、駅前などで声を張り上げた。

 推進派の大阪維新の会代表の松井一郎市長と代表代行の吉村洋文・大阪府知事は、若者に人気のアメリカ村(中央区)で街頭説明会を開催。吉村氏は「若い人の賛成率は高いが、投票率が低い。皆さん、投票に行きましょう。それが大きな力になります」と呼びかけた。

 また松井氏は、「10年、20年先に、『二重行政の大阪』ではなく『大都市』といわれる大阪を作っていこう」と訴えた。

 一方、反対派の自民党も市議や国会議員などが街頭演説を行い、「政令市である大阪市を守ろう」などと訴えた。

 多くの買い物客が行き交うミナミの千日前通沿い(中央区)でマイクを握った自民市議団の北野妙子幹事長は「大阪市が政令市でなくなれば、住民サービスがじわじわと削られる」と強調。「なぜ危機感がないのか。一番損をするのは市民だ」と反対票を投じるよう求めた。