加藤官房長官、配送ロボット実験を視察

自動配送ロボットの公道走行の実証実験を視察する加藤官房長官(左端)=31日午前、東京都内
自動配送ロボットの公道走行の実証実験を視察する加藤官房長官(左端)=31日午前、東京都内

 加藤勝信官房長官は31日、東京都内で日本郵便などが実施する自動配送ロボットの公道走行の実証実験を視察した。政府の未来投資会議が7月に決定した成長戦略実行計画で、新型コロナウイルス感染拡大による宅配需要増を受け「年内に走行実証を実現する」と明記している。

 遠隔操作で公道を使用したロボットの配送実験は国内初。ロボットは車いすほどの大きさで、時速6キロ以下の低速だが最大30キロの荷物を運ぶ能力がある。この日は歩道を走行し、信号待ちをしながら横断歩道も渡った。ベンチャー企業「ZMP」(東京)が開発した。

 加藤氏は未来投資会議から衣替えした「成長戦略会議」の議長も務める。視察後、記者団に「スピード感を持って関係各省庁がしっかり連携をとり、対応するよう強く働き掛けたい」と述べ、実用化を急ぐ考えを示した。