学術会議のあり方 井上、河野両担当相が意見交換

河野太郎行政改革担当相との会談を終え、ぶら下がり取材に応じる井上信治科学技術政策担当相=28日午前、東京・永田町の合同庁舎8号館(松井英幸撮影)
河野太郎行政改革担当相との会談を終え、ぶら下がり取材に応じる井上信治科学技術政策担当相=28日午前、東京・永田町の合同庁舎8号館(松井英幸撮影)

 井上信治科学技術担当相は28日午前、河野太郎行政改革担当相と面談し、日本学術会議のあり方や事務局の見直しに向けて協議した。井上氏は今後、若手や女性、地方在住の研究者らと幅広く意見交換する考えを示した。井上氏は会談後、学術会議の見直しについて「(河野氏と)緊密に連携していくことで合意した」と記者団に述べた。

 井上氏は学術会議が行っている見直しの状況についても説明。提言機能の強化▽情報発信の強化▽会員推薦プロセスの透明性向上-などが検討項目に上がっているとした。学術会議は年内に井上氏に結論を報告する。

 学術会議のあり方をめぐっては井上氏が組織全体のあり方を検証し、河野氏は年間予算約10億円や事務局職員規模の妥当性などを担当する。自民党も学術会議のあり方を検討する自民党プロジェクトチーム(PT、座長・塩谷立元文部科学相)が年内に提言を取りまとめる。