石の丸みにネコ表現 綾部で白石さん作品展 - 産経ニュース

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石の丸みにネコ表現 綾部で白石さん作品展

 固い石を素材に柔らかなネコを描いた「白川一恵 石ねこ展」が綾部市天文館パオ(同市里町)で開かれている。石の丸みの中に、リアルに表現されたネコの姿が来場者の目を引き付けている。11月14日まで。

 白川さんは舞鶴市在住で、平成12年から愛猫をモデルに絵を描き始めた。当初は紙粘土を素材に描いていたが、紙粘土では時がたつに連れ、ひび割れなどの劣化が進むことから、天然の石を素材にし始めたという。病気の療養中も作品づくりが心が支えとなり、最初は手のひらサイズの石に描いていたが、次第に重さ10キロの大きな石まで素材にするようになった。

 白川さんは「ネコ好きが高じてこうなりました。固い石の中に柔らかいネコを入れ込むのがおもしろく、構図を考え、石とにらめっこしています」と話す。

 同館では同22年から5年に一度、白川さんの作品を展示しており、今回が3回目。同館の開館25周年の記念事業として開催した。

 会場には、さまざまな形や大きさの石に、まるで生きているかのようにリアルな姿で描かれたネコたちの作品170点が並んでいる。白川さんは「作品をみていただいて、心の癒しになれば、うれしく思います」と話していた。

 入館料は高校生以上300円、小中学生150円。問い合わせは同館(0773・42・8080)。