オバマ氏がトランプ大統領を痛烈批判「無能さと無関心さ」 - 産経ニュース

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オバマ氏がトランプ大統領を痛烈批判「無能さと無関心さ」

 【ワシントン=平田雄介】11月3日の米大統領選を1週間後に控える27日、民主党候補のバイデン前副大統領を支援するオバマ前大統領は、激戦州の南部フロリダ州オーランドで車によるドライブイン形式の支持者集会を開いた。オバマ氏は、共和党候補のトランプ大統領による新型コロナウイルス対応を「この種の無能さと無関心さにあと4年間も米国を委ねる余裕はない」と痛烈に批判した。

 オバマ氏は、バイデン氏が控えてきたトランプ氏自身の新型コロナ感染に関する批判にも踏み込み、「私もホワイトハウスに少しの間住んでいたが、病気にかからないよう注意深く予防策が講じられている所だぞ」と皮肉を交えて語った。

 オバマ氏は投開票日まで2週間を切った21日の東部ペンシルベニア州フィラデルフィアでの演説からバイデン氏の選挙運動に本格参戦。24日にはフロリダ州マイアミでドライブイン形式の支持者集会を開いた。

 都会を巡るオバマ氏に対し、バイデン氏は最近、郊外の住民や高齢者に向けた訴えを強めている。トランプ氏を突き放すために党派を超えて支持を広げる狙いがあるとされ、バイデン氏は中道の姿勢で穏やかに支持を呼びかけているという。

 バイデン陣営幹部は「オバマ氏には、辛辣(しんらつ)なトランプ批判を聞きたい都会の若者や黒人、中南米(ヒスパニック)系など少数派のリベラルな支持層を活気づけ、バイデン氏を補完する役割が期待されている」と米紙ワシントン・ポスト(電子版)に語った。

 27日、トランプ氏は激戦州の中西部ミシガンやウィスコンシン、ネブラスカなど3州を遊説した。バイデン氏は共和党の地盤ながら世論調査の支持率が拮抗(きっこう)している南部ジョージア州を訪ね、2カ所で演説した。