安倍氏「護る会」会合出席 70年談話「国際社会の地位回復、努力した」

日本の尊厳と国益を護る会の懇親会に臨む安倍晋三前首相=27日正午、国会内(春名中撮影)
日本の尊厳と国益を護る会の懇親会に臨む安倍晋三前首相=27日正午、国会内(春名中撮影)

 安倍晋三前首相は27日、国会内で開かれた自民党の保守系グループ「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」(代表・青山繁晴参院議員)の会合に出席した。安倍氏は自身が平成27年に出した戦後70年の首相談話を念頭に「『植民地支配』や『侵略』という問題について(戦後50年の村山談話などは)主語が日本だけになっていたのを国際社会と置き換えた。日本の国際社会での地位が回復されるように努力した」と語った。

 青山氏らが記者団に明らかにした。安倍氏は菅義偉(すが・よしひで)首相が2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにする方針を打ち出したことについて「大胆な宣言をされ、大変良かった」と歓迎した。26日の菅氏の所信表明演説については「(野党の)やじは自分の10分の1以下だった」とも述べた。

 護る会は安倍氏に最高顧問としての加入を打診し、安倍氏は「検討する」とした。会合は護る会の創立1周年を記念して開かれた。