国際機関に日本から人材を 自民議連、首相に2提言

 自民党の「ルール形成戦略議員連盟」(会長・甘利明税制調査会長)は27日、首相官邸で菅義偉首相と面会し、国際機関に人材を送り込む態勢づくりなどを求める2つの提言を提出した。

 国際機関での日本のプレゼンスの強化に関する提言は、複数の国連機関でトップを務める中国を念頭に「優秀な人材を積極的に(国際機関に)輩出し、国際秩序・ルール形成を主導しなければならない」と明記。日本から閣僚経験者の登用を検討することなどを要請している。

 もう一方の提言では、動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を念頭に置いた中国発アプリによる個人情報漏洩(ろうえい)の防止に向けたもので、国家安全保障局(NSS)などがアプリ提供者への立ち入り検査などを実施できる仕組みづくりを求めている。

 首相との面会後、甘利氏は記者団に今後の議連の活動について「党の組織とも連携し、よりきめ細かな点について深堀し、問題提起していきたい」と述べた。