座間事件公判 4人目殺害も同意「ない」白石被告

 神奈川県座間市で平成29年、男女9人の切断遺体が見つかった事件で、強盗強制性交殺人などの罪に問われた無職、白石隆浩被告(30)は21日、東京地裁立川支部(矢野直邦裁判長)での裁判員裁判で、4人目の被害者となった埼玉県所沢市の大学2年の女性=当時(19)=が殺害に同意したと思っていたかと検察官に問われ、「思っていませんでした」と答えた。

 検察側は証拠調べで、被告が29年9月13日、ツイッターを介して女性と知り合い、一緒に自殺する旨の嘘をついて会う約束をしたと指摘。女性はアルバイト後の16日未明に被告宅へ行き、殺害されたとした。

 白石被告は被告人質問で、9人の被害者とは別に金銭的な支援をしてくれる女性がいたが、関係が途切れた場合に備えて所沢市の女性と連絡を取ったと説明。所沢市の女性と会って「口ぶりや雰囲気から収入がなさそうだと感じた」と、強制性交や殺害を決意した経緯を供述した。

会員限定記事会員サービス詳細