モダン千利休はいかが 堺ゆかりの人物描くアート展 - 産経ニュース

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モダン千利休はいかが 堺ゆかりの人物描くアート展

モダン千利休はいかが 堺ゆかりの人物描くアート展
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 千利休や与謝野晶子といった堺ゆかりの文化人がモチーフの絵画や映像作品が並ぶ企画展「透明回線 ART Exhibition『SAKAI』」が、堺市堺区のさかい利晶の杜で開かれている。関西を拠点に活動するクリエーターチーム「透明回線」の作品展。新たに制作された8点を含む14点の個性的な作品が、堺の魅力を発信している。18日まで。

 古代から近代まで長い歴史を持ち、文化の交流拠点としても栄えた同市がテーマ。同館によると、関心を持つ層が年配者に偏りがちな「歴史上の人物」に焦点を当てながらも、幅広い年齢の人に訪れてもらいたいとの考えから、透明回線に企画に合わせた作品を依頼した。

 透明回線は、うきち▽SHUN▽としお-の3人が大阪芸術大(大阪府河南町)在学中に結成。直線や曲線を多用し、人物や動物を色彩豊かに描いた抽象的な作風を特徴としている。昨年はJR京橋駅(大阪市城東区、都島区)のリニューアル工事で仮囲いにイラストを描くなど、幅広い創作活動を展開している。

 展示作品のうち、与謝野晶子をイメージした3連作は、情熱的な歌人で女性の社会的権利拡大を訴えた活動家でもあった人物像が描かれる。「自らの美学を貫くために豊臣秀吉から命じられた切腹を受け入れた」などと解釈する小説もある千利休を描いた作品は、誇り高い姿がすごみを感じるほど表現されている。

 担当者は「特に若い世代には、歴史や文化は敷居が高いと思われがちだが、企画展から興味の幅が広がっていけば」と話している。午前9時~午後6時。入館料は大人300円、高校生200円、中学生以下100円。