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(3)手をつないでも冷たく硬く…遺族の夫、亡き妻へ「娘を天国に」

《その後、警察から電話があり、拓也さんは急いで電車で病院に向かった。病院には変わり果てた2人の姿があった》

検察官「美しかった真菜は傷だらけでした。莉子は『見ないほうが良い』と言われました。どれだけ痛く、どれだけ無念だったかと思うと、涙が止まりませんでした。莉子の遺体はあまりに損傷がひどく、(修復に)数日かかると言われました。一人にしたらかわいそうだと思い、修復の依頼はしませんでした」

《拓也さんは火葬までの間を振り返った。拓也さんは2人の遺体の間に横たわり、手をつないだという》

検察官「(2人の手は)冷たく硬く、握り返してくることはありませんでした」

《拓也さんは2人に話しかけ続け、莉子ちゃんが好きだった絵本を読み聞かせた。莉子ちゃんには「莉子、大好きだよ。お母さんと手をつないで離さないで」と、真菜さんには「莉子を天国に連れて行ってあげて」と伝えた》

《静まり返る廷内。真菜さんの関係者とみられる男性はハンカチを取り出し、目頭を押さえた》

検察官「これだけの大きな交通事故を起こして、高齢だからと軽い罪で終わられたくはない。(飯塚被告には)可能な限り長い間、刑務所に入ってほしいと思います」

《飯塚被告は車いすに深く腰掛け、じっと聞いていた》