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高島屋大阪店でご当地マスク展、約5千点販売

【動画あり】高島屋大阪店でご当地マスク展、約5千点販売
【動画あり】高島屋大阪店でご当地マスク展、約5千点販売
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 高島屋大阪店(大阪市中央区)で7日、全国47都道府県の染織産地が作ったご当地マスク約5千点を一堂に集め販売する「マスク博覧会」が始まった。開催は20日まで。

 新型コロナウイルス感染拡大で需要の高まるマスクだが、感染を防ぎながら装いとして楽しむ人が増えている。一方で夏祭りや婚礼、パーティーなどの中止・延期で着物業界は苦境に立たされており、担当者は「マスクをきっかけに日本が誇る染め織り技術の魅力も知ってほしい」と話す。

 店頭には、東京・八丈島に自生するコブナ草などで染めた「黄八丈(きはちじょう)」や着物用コートとして使われる滋賀県「輪奈(わな)ビロード」などの絹織物のマスクを中心に、全国の高島屋でのマスク展として過去最大の約5千点が並んだ。

 最高価格は希少な日本の在来種の蚕「小石丸(こいしまる)」の糸を使った純国産絹製のマスク(1万9800円、税別)。中心価格帯は1点1千~3千円程度となっている。

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