しずおか輝く女性起業家

(最終回)RICCI EVERYDAY 仲本千津代表取締役COO 輝く女性にアフリカンプリントバッグを

仲本千津氏
仲本千津氏

 カラフルなアフリカンプリントを用いたバッグ、雑貨の現地製造や日本での販売を通じ、ウガンダの女性たちの生活の質が向上して、また購入した日本の女性たちがその付加価値に共感し、身に着ける-というビジネス展開を広げているRICCI EVERYDAY(リッチーエブリデイ)。静岡出身の仲本千津代表取締役COO(35)は今後、世界中の女性が本来のありたい姿を見いだせるよう、さらに支援していきたいと意気込む。(那須慎一)

 --なぜ起業したか。また企業理念は

 「ウガンダのローカルマーケットで、カラフルで遊び心にあふれたアフリカンプリントという素材に出合ったことが1つ。現地で、4人の子供を育て、低賃金ながらさまざまな取り組みで何とか子供たちに教育を受けさせようと奮闘する女性(シングルマザー)に出会い、一緒に事業をしていこうと決意しました。企業理念は、『世界中の女性が、社会的通念や固定観念を乗り越え、本来のありたい姿を見出し実現することができる世界を目指す』です」

 --現在注力している事業内容や主なターゲットは

 「ウガンダの直営工房では、16人のスタッフがアフリカンプリントを使用したバッグや雑貨を製作し、日本で販売しています。素材調達から生産、販売まで、誰も犠牲にならないブランドを目指して運営しています。ターゲットは、30代女性で自分のありたい姿に忠実に生きている、もしくはそうあろうとする人です」

 --今に至るご苦労や思いは

 「8月に創業5周年を迎えましたが、苦労を感じる間もなく時間が過ぎ去っていきました。もちろんウガンダでの事業運営は一筋縄ではいきませんが、発生するさまざまな課題も含めて楽しんでいます。事業を通じて、一人でも多くの女性が、収入を得て自立をし、必要とされる人間になることで自己肯定感が高まっていく姿を見ることが、この事業の醍(だい)醐(ご)味(み)であると感じています」

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