精神科医「自殺願望言わぬことも」証言、座間9人殺害

白石隆浩被告が住んでいた事件現場のアパート=2018年10月、神奈川県座間市(緒方優子撮影)
白石隆浩被告が住んでいた事件現場のアパート=2018年10月、神奈川県座間市(緒方優子撮影)

 神奈川県座間市のアパートで平成29年、男女9人の切断遺体が見つかった事件で、強盗強制性交殺人などの罪に問われた無職、白石隆浩被告(29)の裁判員裁判第2回公判が5日、東京地裁立川支部(矢野直邦裁判長)で開かれた。弁護側証人として出廷した精神科医は自殺願望者の言動について「死にたいという気持ちを積極的に表現しなかったり、周囲が気付けなかったりすることがある」と説明した。

 被害者はツイッターに自殺願望を書き込むなどしており、殺害を承諾していたかどうかが主な争点。被告は起訴内容を認めている。

 午後は被害者9人のうち、神奈川県厚木市の会社員の女性=当時(21)、群馬県邑楽町の高校1年の女性=同(15)、神奈川県横須賀市の介護支援員の男性=同(20)=の事件について検察側、弁護側双方が冒頭陳述を行う予定。