元文科省局長汚職 「公表前に議員やOBに選定結果を通知」、省幹部が証言 - 産経ニュース

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元文科省局長汚職 「公表前に議員やOBに選定結果を通知」、省幹部が証言

 私大支援事業で便宜を図る見返りに、次男を東京医科大に合格させてもらったとして、受託収賄罪に問われた元文部科学省科学技術・学術政策局長の佐野太被告(61)の公判が5日、東京地裁で開かれた。事業の所管課長だった丸山洋司文部科学審議官が証人出廷。「国会議員や省OBから『事業の対象校に選定されたら公表前に教えて』との要求が複数あり、伝えていた。東京医科大もその一つだった」と述べた。

 丸山氏によると、私学助成課長だった平成29年、佐野被告から「東京医科大の選定について結果が分かれば」と求められた。国会議員からの要望か尋ねたが、具体的な返答はなかった。東京医科大側に便宜を図るような指示も出なかったという。

 丸山氏は事前に伝達することに「好ましくないという認識はあったが、公表直前だったので結果が変わることはなく、事業の公平性は担保できた」と述べた。