英に関税コスト補償要求 トヨタなどEU交渉決裂時 - 産経ニュース

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英に関税コスト補償要求 トヨタなどEU交渉決裂時

 愛知県豊田市のトヨタ自動車本社
 愛知県豊田市のトヨタ自動車本社

 トヨタ自動車や日産自動車など英国に工場を構える自動車各社が英政府に、欧州連合(EU)との間で年末までに自由貿易協定(FTA)を結べなかった場合、新たに生じる関税コストの補償などを求めていることが5日分かった。

 英EUは貿易交渉が難航。激変緩和のための移行期間が終わる年末までの妥結が難しくなっており、年明け以降は乗用車などに関税が課される恐れが強まっている。自動車各社としては、圧力をかけることで交渉を年内で確実にまとめるよう促す狙いもありそうだ。

 EUとの貿易交渉が決裂した場合、英からEUに輸出する乗用車に10%の関税がかかる。関係者は「関税上昇分を吸収するのは容易ではなく、事業の存続が難しくなる」と指摘した。

 英国ではドイツ大手BMWや英大手ジャガー・ランドローバーなども自動車を製造。関係者によると、日系メーカーと同様の要望をしている。(共同)