ベルギー新内閣発足 男女・南北同数、性的少数派起用 - 産経ニュース

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ベルギー新内閣発足 男女・南北同数、性的少数派起用

 1日に発足したベルギーの新内閣=ブリュッセル(ロイター)
 1日に発足したベルギーの新内閣=ブリュッセル(ロイター)

 ベルギーのアレクサンダー・デクロー新首相(44)ら20人からなる7党連立内閣が1日発足し、昨年5月の連邦議会下院選以来、1年4カ月にわたった正式な政府の不在に終止符を打った。内閣は男女各10人。暫定首相を務めたソフィー・ウィルメス氏は副首相兼外相となった。欧州メディアによると、ペトラ・デステル副首相はトランスジェンダーの女性。

 最年少は32歳の難民・移民担当、サミー・マハディ氏で、イラク難民の父親を持つ。性的・人種的少数派や、若年層に配慮した組閣となった。

 新内閣の当面の重要課題は、9月末で死者が1万人に達した新型コロナウイルス対策。首相は「(感染拡大を)迅速かつ局所的に食い止めるため、できる限りのことをする」と訴えた。

 ベルギーは北部オランダ語圏と南部フランス語圏に分断されており、両言語圏から10人ずつ入閣。デクロー首相はオランダ語圏リベラル系の自由党所属で、連立政権は南北の社会党、リベラル系、環境系などから成る。(共同)