大麻所持の講師、セクハラ行為の教諭を処分 神奈川県教委

 神奈川県教育委員会は28日、大麻を所持したとして大麻取締法違反の罪で起訴された県立高校の非常勤講師、銭谷健被告(25)を懲戒免職処分にした。また、女子生徒にセクハラ行為をしたとして、県立高校の臨時任用の男性教諭(65)を停職6カ月の懲戒処分とした。

 県教委によると、銭谷被告は7月25日、東京都渋谷区の駐車場で大麻を含む乾燥植物片約0・8グラムを所持した。聞き取りに「リラックス効果を期待して使うようになった」と話している。

 停職処分となった教諭は、6月下旬から8月22日までの間、部活動で指導中に女子生徒を膝の上に座らせたり、生徒に「胸がでかいね」などと発言したりした。教諭は9月28日付で依願退職した。

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