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首相指名 教科書どおり!?に実施 

16日に菅義偉(すがよしひで)氏が第99代内閣総理大臣に選ばれました。これは日本国憲法の規定に従って行われました。社会の教科書どおりに世の中が動いたともいえます。

憲法では「第67条 内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で、これを指名する」とあり、国会議員の中から国会で選挙で選びました。この選挙を「総理大臣指名選挙」と呼びます。また、国会議員の中から国会が総理大臣を選ぶことを「議院内閣制」といい、英国も同じ制度です。一方、米国のように、大統領を国民投票で選ぶ制度を「大統領制」といいます。

選挙ですから、一番多くの票を獲得した人が総理大臣になります。今回は、国会で一番多くの議席を持つ自民党の総裁である菅氏に、自民党(プラス公明党など)の国会議員が投票したので当選しました。

その後、菅総理大臣は内閣を組織しました。これは「第68条 内閣総理大臣は、国務大臣を任命する。但(ただ)し、その過半数は、国会議員の中から選ばれなければならない」に従ったものです。今回は全員が国会議員でしたが、かつては大学の先生が大臣になったこともありました。

菅氏は親任式で天皇陛下から総理大臣に任命されました。これは「第6条 天皇は、国会の指名に基(もとづ)いて、内閣総理大臣を任命する」とあるためです。国会で選ばれた総理大臣を任命するので、それ以外の人を任命することはできません。

総理大臣を首相とも呼びます。首相とは大臣を意味する「相」のトップ(首)を簡単にした言い方です。新聞では首相を使うことが多いですね。

菅内閣ができたからこれで終わりではありません。どんな政治をするのか、しっかり見守っていく必要があります。

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