【脳を知る】発作的に起こる片頭痛対策(1/2ページ) - 産経ニュース

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脳を知る

発作的に起こる片頭痛対策

 命の危険を伴う脳卒中や脳腫瘍などは、CTやMRI検査を行い、その有無を確認できます。そういった危険な病気がなければ、ひと安心ですが、生活の質を低下させる頭痛は非常にやっかいです。

 代表的な頭痛に筋緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛があります。今回はその中でも比較的頻度が高く、非常に苦しんでいる方が多い片頭痛についてお伝えします。

 片頭痛は発作的に起こり、光やにおい、振動にも敏感になります。階段を上がれない、食事が取れないことも珍しくありません。部屋を真っ暗にして寝込んでしまう方もよく見かけます。

 ただし、軽症から重症の方まで非常に幅広いので、軽症の場合は片頭痛の自覚のない場合もあります。一般に女性が多く、私の外来でも9割が女性ですが、大半の方が月経周期に合わせて頭痛が出ているようです。発作が減るわけではありませんが、頭痛周期をつかみ月間行動スケジュールが立てやすくなります。

 例えば、頭痛が起こりそうな時には遠方へのお出かけをやめておくなどのコントロールが可能ですので、頭痛日記(いつ頭痛が起こったかを記録する)をお勧めしています。

 発作の回数が少ない方や程度が軽い方は、発作時に一般的な痛み止め(非ステロイド性解熱鎮痛薬)、頓服薬を飲んでいただきその効果を見ます。これによって制御できれば良しとします。