いきもの語り

ヘビカフェで味わう非日常 東京スネークセンター支配人、金子久光さん

【いきもの語り】ヘビカフェで味わう非日常 東京スネークセンター支配人、金子久光さん
【いきもの語り】ヘビカフェで味わう非日常 東京スネークセンター支配人、金子久光さん
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 入店早々、見慣れない光景にうろたえた。出入り口横で接客係のヘビ約10匹が出迎えてくれたからだ。見渡すと、中央には大きなヘビがズラリ。壁一面に何十匹ものヘビが陳列されている様子はまさに圧巻。東京・原宿にある「東京スネークセンター」は、非日常を味わえる世にも珍しい「ヘビ専門カフェ」だ。

 支配人の金子久光さんは「ヘビと直接触れ合うことで先入観や偏見をなくしたい」とコンセプトを語る。色鮮やかなヘビたちに囲まれて過ごす優雅なひと時が、若い女性を中心にひそかなブームになっている。

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 同店に在籍するヘビは、漆黒や希少価値の高い白色、じゅうたん柄などおよそ35種約120匹。毒ヘビや大ヘビはおらず、小さなものから体長2・2メートルほどの比較的親しみやすい種類がそろう。いずれも性格はおとなしく、ほとんどかむことはないという。

 同店は、ヘビを「アテンダント(付添人・接客係)」と呼んでいる。従業員として来場客をもてなすコンセプトだ。食事や脱皮などで出勤できるヘビは異なるため、毎回違った種類と出合えるのも、同店の楽しみ方の一つだ。

 来場客の7割は女性。親子連れやカップルなど客層は幅広い。この日も1人で訪れた若い女性らが思い思いにヘビと戯れていた。

 入店後まず、好みのヘビを1匹指名。透明ケースに入れられたヘビと一緒にテーブルに案内される。卓上では飲み物とヘビが並ぶ見慣れない光景。くつろぎながら至近距離で眺めたり、写真を撮影したりして楽しめる。ヘビを模したスイーツや軽食もあり、まさにヘビざんまいのひと時を過ごせる。途中で別のヘビに「チェンジ」も可能だ。

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