ATMで不審な電話 見抜いた2人に感謝状 大阪・河内長野

感謝状を受け取る大西仁己さん(左)と山田はるかさん(右)=河内長野市
感謝状を受け取る大西仁己さん(左)と山田はるかさん(右)=河内長野市

 詐欺の被害を未然に防止したとして、大阪府警河内長野署は16日、紀陽銀行河内長野支店の行員、山田はるかさん(23)と同市の主婦、大西仁己(ひとみ)さん(51)に感謝状を贈った。

 山田さんは4日午後3時半ごろ、紀陽銀行河内長野支店で、携帯電話で話しながらATM(現金自動預払機)を操作する70代女性から操作方法を尋ねられた。山田さんが電話を代わると電話口の男性が「紀陽銀行本店の者」と名乗ったため名前などを確認すると電話が切られたため、同署に通報し詐欺被害を防いだ。

 また、大西さんは同日午後6時すぎ、市内の郵便局のATMコーナーを訪れたところ、携帯電話で話しながらATMを操作する80代の男性を見て不審に感じた。他の来店客と相談して声をかけ、ATMの操作をやめさせた。その後、一緒に近くの交番へ通報に出向いたという。

 いずれも役所や金融機関の職員から、介護保険の還付金の支払いをかたる内容だったという。山田さんは「日頃から詐欺防止は意識しており、被害を防げてよかった」と話した。大西さんは「河内長野市は高齢者が多い。皆で声をかけ詐欺がなくなってほしい」と話した。