冷凍マンモス、世界初の衝撃 愛知博で話題の頭部も 大阪南港ATC

 ロシア東部にあるサハ共和国の永久凍土から発掘されたマンモスなど古生物の標本などを集めた「マンモス展 その『生命』は蘇るのか」が、大阪市住之江区の大阪南港ATCギャラリーで開かれている。世界初公開を含む貴重な資料ばかり。平成17年の「愛・地球博」で話題を呼んだ「ユカギルマンモスの頭部」の冷凍標本なども展示され、会場は太古のロマンに包まれている。22日まで。

 過去▽現在▽未来-の3ゾーンに分けた展示で、マンモスについての最新の研究成果を紹介。「過去ゾーン」ではマンモスが生きていた3万年前の地球、「現在ゾーン」では冷凍状態で発見されたマンモスの発掘調査など、「未来ゾーン」では遺伝子情報などからマンモスの復活を目指す近畿大のプロジェクトなどについて、それぞれスポットを当てている。

 マンモスや同時代に生息していた動物たちの骨といった化石が展示されているほか、「ケナガマンモスの鼻と皮膚」の冷凍標本を世界で初めて公開。2013年に完全な形で発掘された世界にひとつだけの鼻で、同じく後ろ脚部分の皮膚は弾力があって毛穴が見えるぐらい保存状態が良い。サハ共和国で行われたこの発掘調査の様子を記録した映像も見逃せない。

 マンモスの時代より古く4万年以上前のものとされる「フジ」と名付けられた子ウマの冷凍標本も世界初公開。内臓まですべてそろっており、血と尿に至っては一部液体の状態で採取されたという。

 午前10時~午後5時(土、日、祝日は午前9時から)。高校生以上1700円、小中学生900円。会期中無休。問い合わせはハローダイヤル(050・5542・8600)。

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