明美ちゃん基金

「知識と経験、故郷に還元」ミャンマー人医師、笑顔の帰国

研修を終え帰国するミャンマー人医師、キン・テッ・ター・アウンさん=10日午前、成田空港(鴨川一也撮影)
研修を終え帰国するミャンマー人医師、キン・テッ・ター・アウンさん=10日午前、成田空港(鴨川一也撮影)

 心臓病の子供を救う「明美ちゃん基金」(産経新聞厚生文化事業団運営)による海外支援の一環として昨年9月に来日し、東京女子医大病院(東京都新宿区)で約1年間の研修を受けたミャンマー人医師、キン・テッ・ター・アウンさん(39)が10日、成田空港から帰国の途についた。

 カテーテルを中心とした心臓病の治療を学び、9日には同病院から研修の修了証書を受け取ったキン医師。「多くの先進的な医療知識と技術を身につけ帰国できる私は幸せ者。この経験をミャンマーで待つ同僚に還元し、最大限に生かして子供を救いたい」と笑顔で語り、日本を後にした。

 キン医師は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、帰国後は21日間にわたり現地の検疫センターに滞在。その後、マンダレーの子供病院に戻り、子供たちの治療にあたるという。