自民党総裁選が告示された8日午前、立候補を届け出た石破茂元幹事長は党本部で出陣式を行い、「正しい歴史認識に基づきグレートリセット。日本を作り変えていく。全身全霊を尽くして、この戦いに挑みたい」と気勢を上げた。
菅義偉官房長官が優勢な展開だが、石破氏は逆に吹っ切れた様子で「1人1人の国民に自分の居場所がある。生きていく場所がある。そう思ってもらうため、勝利を確信し、戦い抜いていく」と語った。
出陣式には石破氏が率いる石破派(水月会、19人)の所属議員のほか、中谷元・元防衛相や渡海紀三朗元文部科学相、橘慶一郎衆院議員らも出席した。
石破氏の陣営は党本部近くのホテルに移動し、カツカレーを食べるという。