【スポーツが未来を変える】母校誇りに思う「BIWAKO PRIDE」継承を 入口豊学長(2/2ページ) - 産経ニュース

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スポーツが未来を変える

母校誇りに思う「BIWAKO PRIDE」継承を 入口豊学長

 突き詰めると、スポーツ大学でどんな学生を育てるかということになりますが、全国的にはまだまだ知名度の低い本学のブランド力を向上させ、どの職種であろうと、リーダーシップを発揮し、周囲とコミュニケーションを取り、自分の頭で考えて行動できる社会人を育成し、卒業生が社会の中で評価され、母校や後輩の活躍に胸を躍らせるようなプライドを醸成していきたいと思いました。

 また、米国のNCAA的組織の学内版をつくることにも着手しました。他大学と同様の体育会ではなく、「学友会競技スポーツ委員会」を新たに立ち上げ、学生主体のクラブ横断的組織の創設により、各クラブ間の協力関係の密度を上げようと考えました。例えば、同じ学内の互いの活動実態や戦績情報の共有、競技横断型応援組織の編成、コロナや熱中症対策、傷害の予防法、部費予算・会計処理等々、学生主体で互いに協力し合える「学内版NCAA」に発展してくれればと思います。

 昨年、本学サッカー部が関西学生選手権で初優勝を飾りました。試合がテレビ中継されたこともあり、学内外の多くの方々から称賛のお言葉を頂きました。サッカー部が頑張ったことを、他のクラブの学生も自慢に思える。学生・教職員が胸を張り、卒業生も母校を振り向いてくれる。こんな「BIWAKO PRIDE」が継承されることが理想です。

 【プロフィル】入口豊(いりぐち・ゆたか)大阪府出身。東京教育大学(現筑波大学)大学院修士課程修了。大阪教育大学教授、理事・副学長を経て、2017年10月にびわこ成蹊スポーツ大学学長に就任。関西学生サッカー連盟評議員。専門はスポーツ教育学。

 スポーツによって未来がどう変わるのかをテーマに、びわこ成蹊スポーツ大学の教員らがリレー形式でコラムを執筆します。毎月第1金曜日予定。