【スポーツが未来を変える】母校誇りに思う「BIWAKO PRIDE」継承を 入口豊学長(1/2ページ) - 産経ニュース

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スポーツが未来を変える

母校誇りに思う「BIWAKO PRIDE」継承を 入口豊学長

びわこ成蹊スポーツ大学の入口豊学長。「BIWAKO PRIDE」の継承を強調した
びわこ成蹊スポーツ大学の入口豊学長。「BIWAKO PRIDE」の継承を強調した

 びわこ成蹊スポーツ大学は2003年に開学した国内初の「スポーツ」を大学名に冠した、まだまだ若い大学です。近年のスポーツ庁設立に象徴される「体育」から「スポーツ」への名称変更の動きを先取りする形で、17年前にいち早く「体育学」ではなく「スポーツ学」の学位を設けたということは画期的で、その部分をもっとアピールできればと思います。

 1960年代に策定された西ドイツの「ゴールデンプラン」は、スポーツを競技スポーツ系と生涯スポーツ系に分け、前者を「高度化=第1の道」、後者を「大衆化=第2の道」と形容しました。その上で、「いつでも、どこでも、誰でも」がスポーツを楽しめる環境、つまり第2の道に力点をおいて、非競技系スポーツの大衆化を一気に推進しました。近年は、競技を目的とせずに日常的に体を動かすこと自体が広い意味のスポーツの概念に含まれるという意識が徐々に定着してきています。本学は、競技力向上を目指す「高度化=第1の道」と生涯スポーツ系の「大衆化=第2の道」を二者択一ではなく、両分野に関する知識と情報を共に学び、現代社会に必要なスポーツの在り方を提案できる指導者、社会人を養成したいと考えています。そして、本学にはその全分野を理論的にも実践的にも指導可能な教員・スタッフがそろっていると自負しています。

 私の学長就任以前から、本学には「BIWAKO PRIDE」という言葉がありました。私はこの言葉を再度見直し、学生と教職員が共通認識を持って日々の活動に取り組むキャッチフレーズにしようと思い、新たに項目別の努力目標を掲げて実行に移すプランを立てました。