強盗殺人、無期懲役確定へ 千葉・柏、盗難車ではねる

 最高裁第1小法廷(池上政幸裁判長)は、千葉県柏市で平成25年、盗んだ車で持ち主の男性をはねて殺害したとして強盗殺人などの罪に問われた無職、板橋雄太被告(35)の上告を棄却する決定をした。2日付。無期懲役とした差し戻し後の1、2審判決が確定する。

 裁判員裁判だった27年の1審千葉地裁判決は、被告が車を運転したとの証明が不十分だとして強盗殺人罪の成立を認めなかった。2審東京高裁は一転して被告が運転したと判断、一審判決を破棄し、審理を地裁に差し戻した。

 改めて裁判員裁判で審理した千葉地裁が昨年2月、求刑通り無期懲役の判決を言い渡し、東京高裁も支持した。

 差し戻し後の1、2審判決によると、25年2月22日、仲間と共謀して柏市の駐車場で男性=当時(31)=の乗用車を盗んだ。被告が車を運転し、立ちふさがった男性をはねて殺害した。