北海道・小樽「昼カラ」死者計3人、道内は新たに6人感染

北海道庁
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 北海道と札幌、小樽の各市は2日、道内で新型コロナウイルスに感染した患者1人が死亡し、新たに6人の感染が確認されたと発表した。死亡したのは、小樽市で6月下旬にクラスター(感染者集団)が発生した「昼カラ」店の60代男性経営者。陽性確定時から重症で、陰性確認後も入院していた。同市の昼カラ関係の死者は計3人となった。

 昼カラとは、喫茶店やスナックなどで日中に楽しむカラオケ。高齢の客が多く、重症化のリスクが指摘されている。6月に札幌市と小樽市が相次いでクラスターと認定。その後、北海道外の各地でも昼カラのクラスターが発生した。

 道内では7月23日以降、死者が確認されていなかった。道によると、9月2日午後5時時点の道内の死者は計104人、感染者は延べ1803人(実人数1781人)となった。陽性患者は121人で、このうち重症者は2人。

 2日の道内の新規感染者は、札幌4▽小樽1▽大阪府在住者1-の計6人。

 道によると、大阪府在住者は仕事で北海道を訪れてすぐに熱が出たと話しているという。推定発症日は1日で、1日に陽性と確定。道の担当者は「道外で感染した可能性が高い」との見方を示している。

 また小樽市は2日、同市立病院の診療放射線技師の感染が確認されたと発表した。市によると、陽性と判明している同病院の看護師と接触があったとみられる。同病院の感染者は計29人となった。

 札幌市は2日、市内のコールセンターのクラスターが1人増えて計24人になったと発表した。繁華街すすきの地区の接待を伴う飲食店の感染者が1人増え、39店で計72人になったことも明らかにした。