大相撲徳俵

ロシア出身の元幕内、阿夢露がトレーナーに転身 「いつかは自分の店」第二の人生も日本で

参加者は阿夢露のファンだった人や運動不足解消を目的とした人などさまざま。「心地よい疲労を感じる」、「腰の痛みが和らいだ」などと好評を呼んでいる。ニコライさんはロシア語、英語も堪能。リモートの特性を生かし、海外の参加者も募っていく。

来日から18年が経過し、ロシアより日本での生活の方が長くなった。「これまで日本で相撲を頑張ってきた。これからも日本にいたい」と異国の地に骨をうずめる覚悟だ。関取に憧れて角界に飛び込んだように、今は「いつか自分の店を持ちたい」という目標もある。夢をかなえる挑戦の日々は続く。(運動部 浜田慎太郎)

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