別の支援者を新たに逮捕 IR証人買収事件 東京地検特捜部

 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業をめぐる汚職事件に絡み衆院議員、秋元司容疑者(48)=収賄罪で起訴=らが組織犯罪処罰法違反(証人等買収)容疑で逮捕された事件で、東京地検特捜部は28日、同容疑で秋元容疑者の支援者で職業不詳、松浦大助容疑者(51)=東京都港区=を逮捕した。特捜部は松浦容疑者の逮捕状を取り、行方を追っていた。

 逮捕容疑は、会社役員の宮武和寛被告(49)=同罪で起訴=と共謀して6~7月、那覇市内で贈賄側の中国企業「500ドットコム」元顧問、仲里勝憲被告(48)に裁判で虚偽証言をするよう求め、報酬として数百万円などの提供を申し込んだとしている。

 関係者によると、松浦容疑者は「最後のフィクサー」とされる朝堂院大覚(ちょうどういん・だいかく)氏の息子で、秋元容疑者を長年支援しているという。

 宮武被告は特捜部の調べに「現金は松浦容疑者が準備した」などと供述しており、特捜部は保釈中の秋元容疑者と松浦容疑者のやりとりなどを慎重に調べるとみられる。関係者によると松浦容疑者は逮捕前、「秋元容疑者に依頼されたことは事実だが、犯罪に当たる行為だとは思わなかった」と話していたという。

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