NZ銃乱射被告に終身刑 「ゆがんだ悪意」テロ断罪 - 産経ニュース

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NZ銃乱射被告に終身刑 「ゆがんだ悪意」テロ断罪

法廷のブレントン・タラント被告=27日、ニュージーランド・クライストチャーチ(ロイター=共同)
法廷のブレントン・タラント被告=27日、ニュージーランド・クライストチャーチ(ロイター=共同)

ニュージーランド南島クライストチャーチのモスク(イスラム教礼拝所)で昨年3月に起きた銃乱射事件で、51人を殺害した罪などに問われたオーストラリア人のブレントン・タラント被告(29)に、クライストチャーチの高裁は27日、仮釈放のない終身刑判決を言い渡した。死刑制度が廃止されたニュージーランドでは終身刑が最高刑。

仮釈放なしの終身刑が言い渡されたのは同国で初めて。判決が確定すれば、タラント被告は死刑廃止後で最も重い刑に服することになる。

被告は移民を敵視する白人至上主義者で、裁判官は犯行が「ゆがんだ悪意に満ちたイデオロギーに起因する」とし、被告による大量殺人は「テロ行為に当たる」と指摘。終身刑でも償い切れないほど残酷な犯行と認定し、被告を「反省も恥じもしていない」と断じた。(共同)