地元関係者「正直に話してほしい」 河井夫妻の無罪主張受け

河井前法相夫妻の初公判で傍聴券を求め並ぶ人たち=25日午前、東京地裁
河井前法相夫妻の初公判で傍聴券を求め並ぶ人たち=25日午前、東京地裁

地元議員らに現金を提供したとして公選法違反の罪に問われた前法相で衆院議員、河井克行被告(57)と妻で参院議員、案里被告(46)が25日の東京地裁の初公判で無罪主張したことを受け、支援者からは「買収目的だとしか考えられない。裁判では正直に話してほしい」と厳しい声が上がった。

克行被告の選挙を手伝ってきた70代男性は「支援者に対する説明はなく、裏切られたという気持ちがある。金を配った時期から判断すると、買収のためだったと思っている。言い訳をしてほしくない」と突き放した。

一方で平成26年の広島土砂災害では復興に向けて尽力したと評価。「認めるところは認めてあげたい。どうしても見捨てる気にはなれない」と複雑な心境を口にした。

現金を受領し、証人として呼ばれている議員の一人は「自分も当事者なので夫妻の責任を問える立場にはない。裁判所は真実を明らかにして、良識のある判断をしてほしい」と話した。

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