秋サンマ、寂しい初水揚げ 北海道 - 産経ニュース

メインコンテンツ

秋サンマ、寂しい初水揚げ 北海道

 今月解禁されたサンマ棒受け網漁の初水揚げが23日、北海道厚岸町の漁港であった。厚岸漁協によると、4隻が計約600キロを漁獲。昨年の初水揚げの約40トンより大幅に少なく、漁本格化の秋に向け寂しいスタートとなった。

 23日午後、中型棒受け網漁船が公海から帰港。例年は船の魚槽から網いっぱいのサンマをすくい出すが、今年はサンマが詰められた発泡スチロールの箱を、乗組員らが次々と船内から運び出した。「第21福長丸」の川崎元太郎漁労長は「群れがなかった。量は残念だがこれからに期待するしかない」と力なく話した。

 15日に出漁が解禁された20トン以上100トン未満の中型船は、一部が22日に根室市の花咲港に帰港したが漁獲はなかった。20日には100トン以上の大型船が出漁している。

 今年のサンマ漁は、北海道東部の太平洋沿岸で7月に解禁された流し網漁からスタート。同15日の初競り後、店頭では1匹5980円の値が付いた。主力の棒受け網漁の漁期は12月まで。