楠公武者行列の武具ずらり 湊川神社がSNSで公開 兵庫

蔵出しされた「楠公武者行列」の甲冑(湊川神社提供)
蔵出しされた「楠公武者行列」の甲冑(湊川神社提供)

 「楠公(なんこう)さん」で知られる南北朝時代の武将、楠木正成(まさしげ)を祭る神戸市中央区の湊川神社が、「楠公武者行列」に使う甲冑や刀など約2千点をSNS(会員制交流サイト)で公開し、歴史ファンらに人気だ。昭和10年ごろ製作の丹念な職人技を見ることができ、「いいね」の反応が寄せられている。

 同神社では御鎮座130年と社殿復興50年(平成14年)などの節目に「楠公武者行列」を行っており、2年前の前回は武者や女官にふんした約700人が神社を出発し、約6時間かけてハーバーランド、元町など市内約8キロを練り歩いた。

 行列の装飾品はほぼ3年に一度、虫干しや点検を行っており、今月9日から蔵出しした。一般公開はしていないが、ツイッターやフェイスブックで披露したところ、細工が施された甲冑などに「こうして大切にしているんですね」「いつまでも残してほしい」などの声が次々に寄せられた。

 22日には全て蔵に戻されるものの、SNSでは閲覧が可能だ。同神社は「これだけ反応があるとは思わなかった。知ってもらえて喜ばしい」としている。

 次回の同行列は、神社創建から150年を迎える令和4年の予定。

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