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正論

繰り返す歴史、露認識は甚だ迂闊 青学・新潟県立大学名誉教授 袴田茂樹

11日、ロシア・モスクワ郊外で、閣僚とのテレビ会議に参加するプーチン大統領(タス=共同)
11日、ロシア・モスクワ郊外で、閣僚とのテレビ会議に参加するプーチン大統領(タス=共同)

戦後75年と日本人の国際認識

戦後75年は、わが生涯でもある。その間、国際政治の研究者としてソ連や米国で数年生活し、多くの国を訪問して政治家、専門家や市民たちと交流した。その体験を基に、日本政治の特質や日本人の思考法につき私見を述べたい。勿論(もちろん)個人は千差万別で「日本人」なる実体はなく、わが国民や政治家の一般的傾向と解して頂(いただ)きたい。私は、日本の指導者、多くのマスコミ人や専門家の対露認識には、強い危機感を抱いている。

戦後75年は、冷戦期と冷戦後に大別できる。冷戦期に、日本は安全保障という主権国家の根幹部分を米国に委ねた結果、独立国としての基本的な政治認識を国民が持つ機会を失った。教育においても国家、権力、軍は基本的人権と対立する「悪」とされた。私も学生時代には諸外国の文学や思想を漁(あさ)って「コスモポリタン」を自認していた。1964年の東京オリンピックの時は大学生だったが、「日本人として日本選手を応援する」ことに違和感を覚え、競技のテレビも見なかった。私はかなりリアリスト的だったが、それでも国民意識は薄かったのだ。今は日本選手を素直に応援しているが。

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