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国民解散、立民と合流 新党140人超 玉木氏らは党設立へ

両院議員懇談会を前にあいさつする国民民主党の玉木雄一郎代表(左)=19日午後、東京・平河町の都市センターホテル(酒巻俊介撮影)
両院議員懇談会を前にあいさつする国民民主党の玉木雄一郎代表(左)=19日午後、東京・平河町の都市センターホテル(酒巻俊介撮影)

 国民民主党は19日、両院議員総会を都内で開き、解散して立憲民主党と合流する案が賛成多数で可決された。所属議員62人の大半は合流に加わり、合流新党の規模は140人を超える見込み。ただ、玉木雄一郎代表は参加せず、合流反対派で新党を設立する意向だ。平成29年の衆院選で離散した旧民主党勢力が新たな分裂を伴いつつ再結集する。

 総会では、合流新党への全員参加がかなわない場合は、対応を玉木氏と平野博文幹事長に一任することもあわせて決めた。出席議員59人中、合流に慎重な議員も含めて57人が賛成した。

 玉木氏は総会終了後の会見で「合流したい議員と、今の条件ではどうしても合流できない議員の双方に配慮した結論が出た」と語り、自身が主張してきた「分党」も一任の中に含まれるとの認識を示した。

 合流は両党をいったん解散して新党を結成する「新設合併」で行われる。玉木氏は、資金配分などを円満に進めるため政党助成法に基づき、党を解散した後に分党し、合流賛成派と反対派それぞれの受け皿を作る考えだ。

 だが、分党では合流の勢いがそがれることなどを懸念する合流賛成派が反発し、総会では分党の賛否に踏み込まなかった。

 来週中にも合流新党に参加するか、各議員の意向を確認する。今後、双方の多数派工作が激化しそうだ。

 連合傘下労組の組織内議員らは、原発政策の相違などから合流に慎重な考えを示しており、去就が焦点となっている。この日の総会でも合流新党の綱領に「原発ゼロ」が盛り込まれたことを懸念する意見が出た。

 約50億円とされる党の資金は合流に参加する議員と不参加の議員の数に応じて分配する案が浮上している。玉木氏は会見で「金をめぐって内ゲバするようなことがあれば国民から見放される。そんなことなら全額国庫に返した方がいい」と語った。

 国民が入居する党本部ビルは合流新党が継承するとみられる。国民、立民、無所属の合流参加議員が確定した後、代表選と投票による党名決定を経て、9月上旬に結党大会が開かれる見込み。立民の枝野幸男代表が「立憲民主党」の党名を訴え、新代表に選ばれる公算が大きい。

 国民民主党の両院議員総会で玉木雄一郎代表が示した議案は次の通り。

 政権交代に向けた新たな「大きな塊」を目指し、国民民主党と立憲民主党との間において、幹事長・政調会長間協議を重ねてきた結果、新党綱領案、新党規約案、新党代表・党名選挙規定案がまとまったことから、新党をつくることを承認するとともに、新党結成に向けて、最後まで国民民主党全員での新党への参加の努力を続け、全員参加が叶(かな)わない場合には、さらなる「大きな塊」に向け、円満かつ友好的に諸手続きが進むよう、その対応を代表・幹事長に一任する。