お盆観光地、大都市圏で大幅流入減 一部地方は前年並み回復 - 産経ニュース

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お盆観光地、大都市圏で大幅流入減 一部地方は前年並み回復

 新型コロナウイルス感染拡大後初のお盆休み期間(8~16日)に、大都市圏の主要観光地で他県からの流入が前年に比べて大幅に減少した一方、一部地方で前年並みに回復したことが17日、携帯電話の位置情報サービスを使った分析調査で分かった。お盆休み期間は、大都市圏を避けて帰省や行楽をした人が多かったようだ。

 調査はスマートフォンのアプリなどから得られる位置情報などを解析する「アグープ」(東京)が実施。昨年のお盆休み期間(8月10~18日)の主要5観光地周辺への他県からの1日当たり訪問・宿泊者数を、緊急事態宣言下のゴールデンウイーク(GW、5月2~6日)と今年のお盆休み期間とで比べた。

 今年のお盆休みの間、お台場(東京)やユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪)は、他県からの訪問・宿泊者数は昨年の3割弱にまで落ち込んだ。

 一方、GW期間中は県外からの訪問が昨年のお盆休み期間の2%に落ち込んでいた白浜温泉(和歌山)では、今年のお盆休み期間は県外からの訪問・宿泊者数が9割以上にまで回復。軽井沢(長野)と那須(栃木)も6割程度まで戻っており、感染者数が高止まりしている東京・大阪圏が敬遠された可能性がある。

 一方、航空各社は17日、7~16日の利用実績を発表した。国内線は前年同期比64%減の124万4千人、国際線は97%減の2万1千人だった。JR各社によると、東海道、東北、上越、北陸、九州の各新幹線の自由席乗車率は16日で50%以下が目立った。

 日本道路交通情報センターによると、16日は中央自動車道で30キロ、東名高速道路や関越自動車道でも10キロ超の渋滞があったが、交通量は少なめだった。