国民民主党の前原誠司元外相は15日、地元の京都市で開いた後援会会合で、立憲民主党との合流について「合流新党に行かず、国民民主党に残る」と表明した。
後援会会合には地元支援者ら約100人が出席。前原氏は会合後、取材に対し「全会一致で認めてもらい、異論は出なかった。この方向で行きたい」と語った。
前原氏は「敵は自民党なので、協力しないといけない」と前置きした上で、立民が共産党との選挙協力を進める可能性に言及。「共産党と協力することは、自分の政治信条や信念が許さない」と残留の理由を述べた。
支援者らからは、他党との協力を求める声も上がったといい「リベラル保守を掲げ、連携していく」と話した。