「すばらしき世界」トロント国際映画祭でワールドプレミア上映

「すばらしき世界」(c)佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会
「すばらしき世界」(c)佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会

 直木賞作家、佐木隆三氏の小説「身分帳」を原案とした「すばらしき世界」(西川美和監督)が、「第45回トロント国際映画祭」(現地時間9月10~19日)の正式出品作品としてワールドプレミア上映される。

 今年のトロント国際映画祭は、新型コロナウイルス感染拡大により規模を縮小。長編映画50本、短編映画プログラム5本と例年の4分の1程度に絞られる中、その狭き門を見事突破した。

 本作は、西川監督が初めて実在の人物をモデルとした原案小説をもとに、徹底した取材を通じ脚本、映画化に挑んだ。主演は役所広司で、13年の刑期を終え出所した元受刑者役を務める。共演は仲野太賀、長澤まさみ、橋爪功、梶芽衣子、六角精児、北村有起哉、安田成美ら。

 正式出品の決定を受け、西川監督は、「北米最大の映画祭であると同時に、市民や映画ファンと距離の近い、大好きな映画祭です。コロナの影響でたくさんの映画が人に見てもらう場を失う中で、『すばらしき世界』の招待を決断していただいたことに、心から感謝しています」とコメントを寄せた。

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